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SL ShizukaLab 声を選ぶBOOTH
音声制作卓に重なる複数の波形

STYLE-BERT-VITS2 / PRACTICAL GUIDE

声づくりを迷わず始める。

モデルを導入し、声を選び、文章を整える。
音声生成から台本制作・自動化まで。

VERIFIED v2.7.0 / 2026.07.15

ANSWER FIRST

購入したモデルは、
3つのファイルを同じフォルダに入れると使えます。

Style-Bert-VITS2を公式ZIPから導入し、config.json、モデル本体、style_vectors.npymodel_assets\モデル名\へまとめます。Inference.batを起動し、モデル一覧を更新して読み込めば、音声を生成できます。

導入
Windows向け公式ZIP
配置
必要なファイルは3つ
既製モデル
学習せずに利用可能

QUICK START / WINDOWS

音声生成までの5ステップ

ここではモデルの学習は行いません。購入・配布されたモデルを導入し、音声を生成するまでを説明します。

ZIPの展開から最初の音声生成までを5段階で表した制作卓
01-05 導入、モデル配置、起動、読み込み、音声生成の順に進めます。
  1. 01

    INSTALL

    公式ZIPを展開する

    公式のsbv2.zipを、日本語や空白を含まない短いパスへ展開します。GPUがある場合はInstall-Style-Bert-VITS2.bat、音声合成をCPUで行う場合はInstall-Style-Bert-VITS2-CPU.batを実行します。

    C:\AI\Style-Bert-VITS2

  2. 02

    MODEL ASSETS

    必要な3ファイルをモデルフォルダに入れる

    設定ファイル、学習済みモデル、スタイルベクトルを同じモデルフォルダにまとめ、model_assets直下に置きます。フォルダ名はモデル一覧に表示される名前になります。

    model_assets
    └─ ShizukaLab_Model
    ├─ config.json設定
    ├─ model.safetensors音声モデル
    └─ style_vectors.npyスタイル
  3. 03

    OPEN

    Inference.batを起動する

    Inference.batは音声合成専用の画面を開きます。最初の動作確認には、多機能なApp.batよりこちらが適しています。

  4. 04

    LOAD

    モデル一覧を更新してロードする

    「モデル一覧」の横にある「更新」を押し、モデル名とモデルファイルを選んで「ロード」を押します。表示されない場合は、前のステップの3ファイルを確認します。

  5. 05

    SPEAK

    初期値のまま短い文章を生成する

    最初は音高・抑揚・Lengthを1.0、スタイルの強さも1.0にします。「改行で分けて生成」はオンにします。短い文章で声を確認してから、一項目ずつ変更します。

    STYLENeutral WEIGHT1.0 PITCH1.0 INTONATION1.0 LENGTH1.0 LINE SPLITON
複数のスタイルを表す色分けされた波形

TUNING ORDER

自然な音声に近づける調整順

複数の数値を同時に変更すると、どの設定が影響したのか分からなくなります。スタイル、文章、速度の順に調整し、音高と抑揚は最後に比較します。

01 / 話し方を選ぶ

台詞に合うスタイルを選ぶ

Neutralは全スタイルの平均として扱われます。まずNeutralで基準となる音声を生成し、その後にWhisperやBrightなど、そのモデル固有のスタイルを試します。

STYLE WEIGHT 1.0

TEXT BECOMES BREATH

文章の区切りで話し方が変わる

モデルを変更する前に、文章を読み上げやすい長さと区切りに整えます。

文章と波形を並べた音声調整のイメージ
一行ごとに感情を区切る
BEFORE

今日は来てくれてありがとうちょっと緊張しているけれど会えてうれしいです

AFTER

今日は、来てくれてありがとう。
ちょっと緊張しているけれど、
会えて、うれしいです。

01

感情のまとまりごとに改行する

文章の長さだけでなく、同じ感情や意図が続く範囲で行を分けます。

02

句読点で間を調整する

読点を増やしすぎず、意味の区切りに合わせて入れます。

03

固有名詞はユーザー辞書に登録する

作品名やキャラクター名は、その都度修正するのではなく、ユーザー辞書に登録します。

04

最後にアクセントを調整する

文章とスタイルを決めてから、必要な語だけアクセントの高低を調整します。

発音の高低と間を色分けした音声調整の図
言葉の輪郭を整える固有名詞はユーザー辞書へ登録し、必要な語だけアクセントを調整します。

EXPAND THE WORKFLOW

音声生成の活用方法

Editor、API、ONNX、モデルマージを、目的に合わせて使い分けます。

音声APIからゲーム、配信、動画制作へ接続する流れ
ROUTE A / API

APIで音声を一括生成する

python server_fastapi.pyでAPIサーバーを起動し、/docsで仕様を確認できます。音声生成は/voiceへPOSTします。ローカル環境の外へ公開する場合は、config.ymlの許可オリジンを接続先に限定してください。

利用者の実例 Gradio Clientから台詞生成を自動化し、WebUIを一件ずつ操作する手間を減らす例が公開されています。

拡張の実例 音素と長さを口パク用タイムラインへ渡すUnity向けの実装例もあります。これは標準機能ではなく、ソースコードを拡張した例です。

音声モデルを別の制作環境向けに変換するイメージ
ROUTE B / ONNX

ONNXへ変換して対応環境で使う

ConvertONNX.batから学習済みモデルをONNXへ変換できます。AIVM Generatorで必要なメタデータをまとめてAIVMXにすると、対応するAivisSpeech環境へ導入できます。

注意 変換や再配布が許可されているか、使用する音声モデルの規約を先に確認してください。

AivisSpeechの対応形式を確認
複数モデルの特徴を調整しながら組み合わせる制作卓
ROUTE C / EXPERIMENT

モデルマージとヌルモデルを試す

モデルマージでは、声質・高さ・話し方・テンポを個別に設定して組み合わせられます。v2.7.0では、音声合成時にヌルモデルを指定する機能も追加されました。結果は使用する素材と重みによって大きく変わります。元モデルを残し、利用規約で許可された範囲で試してください。

v2.7.0の変更点を確認

WHAT CHANGED / WHAT DID NOT

基本操作とv2.7.0の変更点

以前から変わらない基本操作
  • Windows向けZIPとインストール用bat
  • model_assetsへのモデル配置
  • モデルを更新・選択・ロードして生成
  • スタイル、改行、Lengthなどの基本調整
v2.7.0の追加機能
  • ONNX変換GUIとColabセル
  • litagin/anime-whisperの追加
  • 音声合成時のヌルモデル指定

SAFE UPDATE PATH

v2.4.1以降

Update-Style-Bert-VITS2.batで更新します。

v2.4.1より前

最新版を新しく導入し、必要なmodel_assetsDataを手動で移します。

DIAGNOSTICS

症状別の確認項目

環境を作り直す前に、症状に合う項目を順番に確認してください。

音声制作環境を点検するための道具と波形
モデルが一覧に出ない

config.json、モデルファイル、style_vectors.npyが同じモデルフォルダにあるか確認し、「更新」を押します。モデルファイルは.safetensorsのほか、現行実装では.pth.pt.onnxも探索対象です。

フォルダを移動したら起動しない

ModuleNotFoundError: No module named '_socket'が出る場合、インストール後にフォルダ名や場所を変えていないか確認します。公式FAQは元の名前と場所へ戻すよう案内しています。

書き起こしで失敗する

FFmpegがない可能性があります。公式FAQではWindowsでwinget install ffmpegを案内しています。これは推論だけでなく、データセット作成へ進む場合の確認項目です。

APIで長文を送れない

server_fastapi.pyの初期上限は100文字です。config.ymlserver.limitを用途に合わせて変更できます。無制限は-1です。長文は改行単位に分けて送る方法もあります。

声が崩れる・不自然になる

音高・抑揚・Lengthを1.0へ戻し、スタイルの強さも1.0付近から確認します。自然に聞こえる範囲はモデルとスタイルごとに異なるため、一項目ずつ比較します。

GPUがなくても使えますか

公式のCPU向けインストールでは、音声合成とモデルマージを利用できます。学習にはNVIDIA製GPUが必要です。既製モデルから音声を生成するだけなら、CPU環境でも始められます。

RTX 50系でGPUが使えない

Blackwell世代では、公式手順のPyTorch/CUDA構成が合わない実例があります。これは全環境共通の手順ではありません。GPU名、PyTorch、CUDAを記録し、同じ構成の検証例を参照します。

RTX 5070 Tiの検証例

SHIZUKALAB VOICE MODELS

用途に合う声を選ぶ

声の明るさや距離感、役柄を比べながら、用途に合うモデルを試聴できます。

朝の天使ラフィ
MORNING ANGEL

Raffi / ラフィ

明るく親しみやすい声。

商品ページ
夜の天使ウリエラ
NIGHT ANGEL

Uriela / ウリエラ

静かで落ち着いた声。

商品ページ
フィクサーのクラウザ
FIXER VOICE

Krauza / クラウザ

落ち着きと説得力を備えた3種類の話し方。

商品ページ
焼き芋を持つサト
DAILY VOICE

Sato / Voice Palette

日常会話になじむやわらかな声。

商品ページ

SOURCE LEDGER

このページで参照した情報

最終確認日 2026.07.15

  1. OFFICIALStyle-Bert-VITS2 README導入、動作環境、機能、ONNX、API
  2. OFFICIALv2.7.0 Release最新版と追加機能
  3. OFFICIAL現在のInference UI項目名、範囲、初期値
  4. OFFICIALTTSModel implementationモデルフォルダ構成と対応形式
  5. OFFICIAL公式FAQ既知の症状と対処
  6. OFFICIALFastAPI server implementation起動方法、エンドポイント、接続設定
  7. OFFICIALAivisSpeechAIVMXと対応モデル
  8. COMMUNITYStyle-Bert-VITS2の使い方メモ基本操作、改行、アクセント調整
  9. COMMUNITYRTX 5070 Tiで動かす検証Blackwell世代の環境差
  10. COMMUNITYGradio ClientによるAPI自動化大量生成の個人開発例
  11. COMMUNITYUnityで口パク情報を出力する実装例音素と長さを使った拡張例

ONE VOICE AT A TIME

設定は一項目ずつ変更する

基準となる音声を保存し、設定を一項目だけ変えて比較します。
この手順を繰り返すと、どの設定が音声に影響したか判断しやすくなります。

手順へ戻る 声を選ぶ